日本で160番目のCoderDojoを立ち上げました(CoderDojo五反田)

この記事はCoderDojo Advent Calendar 2018の15日目の記事です。おや?今日は23日ですね、すみません。ちなみに、2016年2017年のAdvent Calendarにも参加しました。2018年の今年はCoderDojo五反田のチャンピオンとして書きます。よろしくお願いします!

CoderDojoを立ち上げるときやったこと

CoderDojo五反田は、freeeさんに会場提供をしていただき10月から活動を始めました。といってもまだメンター向けのイベントをやっただけで、ニンジャも参加するイベントは2019年1月19日に行います。その次は2月16日に行います。

そんなわけで、「CoderDojoの立ち上げのときにやったこと」を記事にしてみました。基本的な流れはCoderDojo Kataの立ち上げるに書いてありますので、Kataと一緒にこの記事を読んでいただければ、よりわかりやすいかもしれません。

最初の協力者を探す

CoderDojoを開くには、会場メンターニンジャが必要です。他にも色々な要素がありますが、とくに重要なのがこの3つです。という訳でCoderDojo Zenに登録する前に協力者を集めました。私はメンター→会場の順で協力者探しをしました。

最初のメンター候補として会社の同僚にターゲットを絞り、興味あるか聞いてみました。彼は若くて好奇心旺盛なエンジニアなのでたぶん乗ってくるだろうと思ってました。予想通り興味を示してくれたので、彼をCoderDojo五反田の最初のメンターにしました。名前は片山さんです。

この段階ではまだ会場が決まっていないので、もし会場が見つからない場合は、自社のオフィスで2〜3人規模のCoderDojoを開催しようという話をしていました。

会場提供者を探す

五反田にはスタートアップ企業が集結しており、1社くらいCoderDojoの活動に共感して支援してくる会社があるだとうと思って会場探しをはじめました。

Startup Hub Tokyoでお世話になった野崎さんに相談したところ、freeeの方々をご紹介いただきました。freeeさんに訪問して、CoderDojoの趣旨や概要を説明してまずはメンター向けの説明会をすることになりました。

メンター向けイベントを開く

普段関わりのある五反田スタートアップの方々や、他のCoderDojoのメンターに声をかけて無事にメンター向けイベントを終え、Zenでニンジャを募集して月1の定期開催をすることになりました。

CoderDojoの趣旨説明にはこちらのスライドを使いました。

CoderDojo へようこそ! (スライド資料)

ちなみに、メンター向けのイベントは必須ではないのですが、freeeさん含めてCoderDojo五反田のメンターに興味を示してくれた方々の大半がCoderDojoを知らない方々だったので、やった方が良いと思い開きました。

イベント第1回を開く

他のCoderDojoがConnpassやDoorkeeperでイベント募集を行うことが多い中、CoderDojo五反田はZenで募集を行う方針にしました。その理由は以下のとおりです。

  • せっかくCoderDojoファウンデーションが用意してくれているので活用してみよう
  • CoderDojoの知名度上がってきてるしZenで募集しても問題ないのではないか
  • 五反田はIT系スタートアップが大勢いるのでZenで(ry
  • ツール増やすと運営大変だし最小構成でやってみよう

で、Zenを使って募集してみてわかったことです。

  • 慣れないUIのためイベント作成が思いのほか大変だった
  • SNSでシェアしてもアイキャッチが出ない
  • イベント参加の方法がちょっと分かりづらい?
  • 参加者0人

一言で表現すると大失敗でした。YassLabさんの支援を得てDoorkeeperで募集することに切り替えました。おかげさまで1月のイベントには既にニンジャ10名の申込みをいただきました。ありがとうございます。

お気づきの方もいるかもしれませんが、幻の第1回を無いことにしてしれっと1月から第1回を開催します(笑)

立ち上げるに至った経緯

思い立ったのは昨年のアドベントカレンダーの記事を書いたときですが、本当に立ち上げようと思ったのは今年のDojoCon Japanに参加したのがきっかけでした。

なぜ、メンターとして参加ではなく、チャンピオンとしてDojoを立ち上げたいと思ったのか。理由はシンプルに2つだけでした。

  • 家の近くでやりたい
    • 後にCoderDojo品川御殿山の存在を知るのだが、立ち上げようと思ったときは気づいてなかった
  • ギークなCoderDojoをやりたい
    • 僕の中ではCoderDojo西宮/梅田の存在が大きく、似たようなDojoに参加したいと思っていた

どっちも叶えるには自分でDojoを始めるのが早いだろうと。幸いにもDojo運営に協力いただける方にも恵まれてなんとかなりそうです。

これからCoderDojoを立ち上げようと思っている方へ

Dojoの始め方は十人十色、本当に様々なスタイルがあるとは思います。始める理由も人それぞれだと思います。

コミュニティとは人が集まるところ。CoderDojoもコミュニティです。これからCoderDojoを立ち上げようと思っている方は、最初に協力者を探すのが良いのではないでしょうか。

最初のメンター片山さん、freeeさんを紹介してくれた野崎さん、喜んで会場提供してくださった木本さん・阿部さん、きっかけをくれたCoderDojoのチャンピオンの方々、メンター説明会に来てくれたオオヤケさん、メンターをしてくれる皆さん、運営アドバイスをしてくださった安川さん、わざわざ宝塚から参加しに来てくれる細谷さん、ニンジャとして参加申し込みしてくれた皆さん。名前を上げだすとキリがないのですが(本当は全員紹介したい)僕は多くの協力者の存在があってCoderDojo五反田を立ち上げ、これから継続していけそうです。

CoderDojo五反田ではプログラミングに限らず、音楽、グラフィック、ムービーにも挑戦したいと思っています。今のところプログラミングが得意なメンターが中心なので、他の方面が得意なメンターさんが参加してくれるととても嬉しいです。興味ある方はCoderDojo五反田のfacebookグループにご参加いただけると幸いです。

では、引き続きCoderDojo Advent Calendar 2018をお楽しみください。

この記事は役に立ちましたか?

⭐をクリックして評価してね!

Average 5 / 5. 投票数: 1

おめでとう!あなたがこの記事の最初の評価者です

役に立たなくて申し訳ありません…!

この記事の改善点を教えていただけますか?

SNSでもご購読できます。