WordPress好きが集まる大規模カンファレンスである、WordCamp Kansai 2016にLTの登壇者として参加してきました。その時のレポートと、LT発表の補足をします。
WordCamp Kansai 2016とは
“for the future” 未来のために
多くの人が関わり作り上げられて来たWordPressが、これから先どこを目指していくのか?
私たちはそのWordPressで何が出来るようになり、どういうことが期待できるのか?
といったところにフォーカスを当て、去年と同じ場所である、大阪大学豊中キャンパス 大阪大学会館にて7月9日・10日の2日間WordCampを開催致します。
WordCamp Kansai 2016実行委員長あいさつより
今回は、WordPressの未来についてフォーカスを当てた内容でした。WordPressをコンテンツ管理システムとして利用し、WP REST APIを使ってJavascriptで管理画面を実装する「Why WordPress.com Chose JavaScript-First Approach.」は非常に面白かったです。
と書きつつ、僕自身は1日目のみの参加で、しかもGitHub Patchworkにメンターとしてハンズオンのサポート、その後LTで発表だったためほとんどセッションを見ることは出来ませんでした。
LT発表内容
LT(ライトニングトーク)では、「WordPressとサーバーとお金の話」というテーマで登壇しました。5分間ひたすらWordPressの運用にかかるお金の話をしましたので、詳しくはスライドを見てください。
以前、本ブログの記事でも紹介したWordPressのサーバー選びに、より生々しい情報を加えた内容になりました。とりあえず、本ブログの運営費が2,241円かかっているということは皆さんの記憶に残ったのではないでしょうか。
スライド中の注意文にも書いてありますが、サーバーの値段がいくらになるかはケース・バイ・ケースなので、まったく同じ使い方をしたからといって同じ値段にはならないので、スライドを見るときにその点だけご注意ください。
発表して良かった点
今回に限った話ではないですが、発表するために今までの知識・経験を整理し、理解していない部分を改めて調べるという作業を行ったので、WordPressのサーバー選びについて以前より深く理解できたこと。それが第1の良かった点でした。
2点目。盛り上がった(ウケた)。LTの場合、発表時間は5分と非常に短く、また発表者も多いので中々聞いている人の印象に残りにくいものです。強烈なインパクトを残すために、僕が心がけていることは
- とにかく大声で話す
- ステージに立って動きまわる
この2つです。大声で話すことで、お客さんの「何言ってるか聞き取れなかったという不満はなくなる」というはざくみさんにもらったアドバイスをずっと実践しています。また、大声で話すと早口でも聞き取ってもらいやすくなるので、普通に話すよりも内容を多く詰め込めます。
多くの登壇者はステージ横に立ってPCの前で話すので、ステージに立って動きまわるとそれだけで差別化になります。WordCampでは、ステージに立っただけで拍手が起きたので間違いないです。当然PCから離れるため発表者用ノートを見ることができなくなるので、スライドの内容(流れ)は完全に暗記する必要があります。更にスライドを遠隔操作するためのギミックが必要になります。僕が使っているのは黒曜石(指にはめて使うことが出来るリモコン)、3,000円くらいなのでLTで目立ちたい人は絶対買いましょう。
良かった点の3点目。LTの後で参加者から声をかけてもらえた。発表者冥利に尽きます。本編のセッションと違って、LTの登壇だと声をかけてもらえないことが多いので、純粋に嬉しかったです。
発表の反省点
「内容詰め込みすぎ」の一言に尽きるかと。発表用スライド47ページ、Appendix 4ページというのは、5分で話すにはどう考えても分量が多すぎでした。練習段階ではギリギリ5分で終わったのですが、やっぱり本番になると余計なことを話してしまい時間切れになりました。練習段階で4分で終わらないプレゼンは構成を見なおした方が良いですね。できれば、30分枠で再演したいものです。
結局、話しきれなかった分を話したくて、懇親会でもLTやりました。それはそれで盛り上がったから良しとしましょう(ゲフンゲフン…)
まとめ
またどこかで登壇します。そして、発表したあとは声かけてください(笑)
おまけ
スライドの中で紹介してあるAWS(自社で構築)の見積書URLを貼っておきますので、自己責任でご活用ください。
- $190.06/月の見積書 http://goo.gl/FXeFBr
- $120.45/月の見積書 http://goo.gl/5C7X7K
この見積書を使って起こったトラブルについて絶対に僕に問い合わせないでください。不安なら使う前に相談してください。