リポジトリとレポジトリの違い(発音)

今どき、Gitを使えないエンジニアは転職でかなり苦労することでしょう。それくらいバージョン管理のデファクト・スタンダードになったGitで、よく使うワード”Repository”の読み方が気になったので調べました。

“Repository”何て読みますか?

  • リポジトリ
  • レポジトリ

SNSを見ていると「リポジトリ」派と「レポジトリ」派が8:2くらいの割合で居るように感じます。ちなみに僕はリポジトリ派です。果たしてどっちの読み方が正解なんでしょうか。

発音を聞いてみる

辞書サイト、翻訳サイトで発音を聞けるので聞いてみましょう。

ちなみに、発音記号はこうです。

rɪpάzət`ɔːri(米国英語)
Weblioより

では、聞こえた内容をカタカナで表現してみます。

最後の発音インフォは発音の解説が細かく書かれていて面白かったので以下に転載します。

http://en.hatsuon.info/word/repositoryより転載
発音記号 カナ(目安) 発音の仕方
ri リィ
「r」は、舌の先を内側にまいて、口のどこにも触れずに「ル」のような音を出し、すぐ後ろの母音に移動する。
「i」は、日本語の「エ」と「イ」の中間の音。「エ」と「イ」を同時に言う感じで「イ」と発音する。
続けて「リィ」となる。
pɑ’ パァ
「p」は、唇を閉じて息を止める。その状態から急に「プッ」と唇を破裂させて発音する。(「ブッ」と出せば「b」の音になる)
「ɑ」は、アメリカ英語の音で、口を大きく開けて、短く「ア」と言う。イギリス英語だと「ɔ」になる。「オ」と発音しても通用する。
続けて「パァ」となる。
ザァ
「z」は、舌の先を、前歯のすぐ裏の歯茎に近づけて、その隙間から「ズ」と息を出して発音する。(「ス」と出せば「s」の音になる)
「ə」は、口をあまり開けずに、弱く曖昧に「ア」と言う。
続けて「ザァ」となる。
tɔ`ː トォー
「t」は、舌の先を、前歯のすぐ裏の歯茎につける。息を止めた状態から、急に息で「トゥ」と破裂させるように発音する。(「ドゥ」と出せば「d」の音になる)
「ː」のある場所は、長く引っ張って発音する。「ɔː」は、口を大きく開けた後、唇を丸くして前に突き出した形で「オー」と長く言う。
続けて「トォー」となる。
ri リィ
「r」は、舌の先を内側にまいて、口のどこにも触れずに「ル」のような音を出し、すぐ後ろの母音に移動する。
「i」は、日本語の「エ」と「イ」の中間の音。「エ」と「イ」を同時に言う感じで「イ」と発音する。
続けて「リィ」となる。

結論

「リポジトリ」の方が本来の発音に近い。更に本来の発音に忠実に発音したかったら「リィパァザァトォーリィ」と言おう。

以上!

・・・

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ここからはただの邪推ですが、参考までに。

じゃあ何で「レポジトリ」なんて言い方があるのか?

Reportをリポートと読むかレポートと読むか問題でも見られるように、日本人は”Re”と書いてあれば「レ」と読む習慣があったのではないでしょうか。本当のことは分かりませんが、詳しい方がいたらこっそり教えて下さい。

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